占いにジャンルがある?!
こんちには。natsukiです。ご覧いただきありがとうございます。
早速ですが、占いにはジャンルがあることをご存知ですか?
(私は占いを習うまで知らなかったー!)
ジャンルによって得手不得手の内容があります。なので、知りたいことに合った占いジャンルを選ぶことが、欲しい情報を得られたり上手な活用がしやすくなる秘訣。
私の解釈にはなりますが、ぜひ活用下さい♪
多分、保存版!!!笑
◆◆命・卜・相◆◆
(メイ・ボク・ソウ)
占いは大きく3つに分けられます。「命術・卜術・相術」と言うジャンルから成り立っています。早速見ていきましょう。
〜命術(めいじゅつ)〜
◆命術とは
生まれ持った(と言われる)性格や運勢などを見ていく占いです。また、人生においてどんな時期なのかも見ることができます。
法則や事象、古代からの言われなどにより算出された計算方法から導き出される占いなので、生年月日を使うものがこれにあたります。
生年月日は変わらないので、その人の本質を知るのに最も適した占いです。
◆得意なこと
「傾向」が得意なので、性格や時期(タイミングやリズム)や生まれ持った宿命、運命とかもそうですね。
→こういう性格の傾向がある
→この時期の方が上手くいく傾向がある
→こういうことが起こる傾向がある
など。
◆不得意なこと
感情や現在の状況、どうしてそうなったのか(理由)などはあまり得意ではありません。傾向ではなくなってしまうので。
また、生年月日(占いによっては出生時間も)がわからないと占えません。
◆オススメの内容
・運勢(恋愛運、金運、健康運...)
・宿命(この星の元に生まれた人が持つとされる傾向)
・未来はどんな風なことが起こる(傾向な)の?
・あの時は人生の中でどういう時期だったの?
・私やあの人はどんな性格でどんな人生なの?
・○○をするいいタイミングは?
・今はどんな時?どうしたらいい?(運気や傾向的に)
などなど。
◆natsuki的ヒトコト
よく聞く、天中殺とか大殺界とかもそうですが、人生には人それぞれに上手くいく時期いかない時期があって、それに合わせて生きた方が上手くコトが運びやすい(傾向がある)ですよー
ということです。
個々の今の状況、考え方、生活の違いはあれど(さておきとして)「この結果の人はこうなる傾向がありますよー」という占いです。
運命・運勢・宿命などのフレーズはこのジャンルです。
〜卜術(ボクジュツ)〜
◆卜術とは
感情や状況、なぜそうなるのか(理由)など、流動的で具体性のあることを見る占いです。「今」や「この瞬間」、「この問題」に焦点を当てます。
偶然性や運を利用して占います。物を使って占うものがほとんどです。
→タロット、易、ルーン(石)、コイン、おみくじなど
なぜ?、どうしたらいい?という問いに対しての「答え」を出すこともできます。
◆得意なこと
何がどうなっていて今の状況なのかという「現状把握」が可能。感情や状況、状態を見ることができるので、どうなるのか、どちらがいいのかという「結果」や、どうしたらいいのかという「対策」がわかるので具体的な内容についての占いを得意とします。
例えば、<恋愛運>という大枠では出しにくいですが、好きな人とどうなるの?どう思っているの?出会いはあるの?など具体的で明確な事象や感情が伴うことをハッキリ出せるのは卜術ならでは。
また、生年月日や形(手や顔や家の間取りとか...)などの事前用意がなくても占えます。
◆不得意なこと
生まれ持った本質、運勢、タイミングやリズム、相性(この傾向の人とその傾向の人は〜という考え方)や、ざっくりしたことは苦手。
また、命術のように計算値から「この値の人はこういう傾向!」みたいに決まった結果があるわけでありません。
以前のブログにも書きましたが、同じカードでもお客さんの状況やスタンスによってとらえ方が全く変わるので、このジャンルには正解はないと言えます。
占い師さんの捉え方次第なのです。
なのでこの占いをする占い師さんには、感性や経験・コミュニケーション力・ヒアリング力など、結構いろいろ求められるので、占い師さんと合う合わないという問題は出てきやすいかもしれません。
◆オススメの内容
・状況はどうなの?それはなぜ?
・なんでこうなったの?
・このままいくとどうなるの?
・どちらを選べばいいの?(それぞれどうなるの?)
・あの人のはどう思っているの?
・どうしたらいいの?
などなど
◆natsuki的ヒトコト
「あなたはどうしたいの?」
そこがかなりベースになります。感情が分かる占いですから、その人のスタンスや考え方はとっても大事。
宿命とか未来(の傾向)を言われるのはあんまり興味ないけど、第三者的な意見が欲しい!という方にも向いています。(結果に対して、対策やアドバイスが出るので。)
未来は自分で変えられる!というスタンスが強い占いとも言えます。
性格や時期などの傾向はあるけど(さておき)、悩みに対しての「現状と結果と対策を見たい」「第三者の意見や見方が欲しい」ならこちらのジャンルを。
〜相術(ソウジュツ)〜
◆相術とは
手や顔、名前など、「形」を使うことにより、その人の状態を占う方法。目に見えるもの(姿・形)に現れる兆しを見ます。風水も「配置や向き=姿や形」と捉えるのでこちらのジャンル。
→人相、手相、風水、姓名判断など
◆得意なこと
過去や今の「状態」やこれからの「兆し」を見ることができます。その人の生き方や生活の仕方が姿・形に出るので、オリジナルの説明書を読み解くような感じ。長いスパンや大枠での読み解きが得意。また、形を変える(と意識する)ことで変化が期待できるので、手相の線を書き足したり風水で掃除や配置を変えたりして改善することも可能。
◆不得意なこと
傾向や、感情・状況などはわかりません。あくまでもその人の「状態・兆し」や「人となり」。また、近い未来のことや、「この時」「この問題」など特定して占うことには向いていません。一つのことを掘り下げたり、具体的な答えを求めることも苦手。
また、手相をはじめとして、その形や物(手や顔、家の見取り図...)がないと占えません。
◆オススメの内容
・総合運
・健康運(体力・生命力含む)
・恋愛運、結婚運
・家庭運
・仕事運
・金運
・性格
・大きな人生でのイベント
などなど。
◆natsuki的ヒトコト
相術は、自分の取り扱い説明書、カタログ。なので、未来(の傾向)がわかるというよりは、取扱説明書(=カタログ)に書いてあるスペックからの逆算で予測します。また、解釈や背景はさておき、形から読み取れる「状態」に特化した占いなので、手軽に今の自分の状態やスペックを知るには一番いい占いかもしれません。
~まとめ~
私なりに一言でまとめると
命術は「大まかな流れ、傾向や時期」
朴術は「具体的な悩み、現状把握と対策」
相術は「 今の状態や兆し、取説やスペック」
という感じ。
長くなりましたが、命・卜・相でかなり違いがあるので「何を知りたいのか」でジャンルを分けると、より上手く活用しやすくなります。
ぜひ参考にしてみてくださいね♪